園長挨拶
野間自由幼稚園について
野間自由幼稚園は、1948年、講談社社長野間省一によって設立されました。現在、一般財団法人野間文化財団によって管理運営されている本園は、豊かな自然環境を有しているのが大きな特徴です。子どもたちは毎日、広い芝生の園庭や緑の森を手のひらで、足の裏で感じながら、自由にのびのびと飛びまわっています。
本園は子どもたちの本来持っている優れた可能性がすくすくと伸び行くように①力いっぱい遊ぶ元気な子②あいさつのできる優しい子③自分で考える努力をする子を教育目標として掲げ、「いつもにこにこ ありがとう」をモットーに、感謝と慈愛の心に満ちた、明るく楽しい幼稚園となることを目指しております。同時に、公益財団法人野間教育研究所の指導の下に、幼児教育をはじめとする教育研究の実験学校として、毎日の保育の充実を基本に据え、テーマを設定し調査・研究、さらには剣道教室や英語遊びなど、多様な本園独自のカリキュラムにも力を入れています。
また、園舎も世界的建築家、安藤忠雄先生によるもので、特徴である広いテラスはもう一つの運動場ともいえます。伝統的な日本庭園とモダンな園舎の組み合わせは、日本の良き伝統を大切にしながら、新しい時代の流れを取り入れる、野間 自由幼稚園の理念を象徴しているものです。
そして、この恵まれた環境の中で、すくすくと伸びやかに園児たちが成長していけるよう、より一層の研究・努力を図りたいと考えています。
2022 年4 月1 日
野間自由幼稚園園長 山口 和人